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第9回研究会
大学ICT推進協議会 教育技術開発部会 (AXIES EdTech部会) では2019年7月30日(火)に第9回研究会を東京にて開催いたします。
今回の研究会のテーマは“グループ学習”とし、アクティブラーニングやPBLなどの方式としてすでに取り入れられているグループ学習の新しい方向性について議論を深めたいと考えています。
招待講演の株式会社システムインテグレータ 梅田 弘之様からは、TOEICのプログラミング版ともいえるプログラミング能力判定サービスTOPSICの開発経緯と、それをグループ対抗のプログラミングコンテストの基盤として提供されているユニークな取り組みに関してご講演いただきます。
多数の皆様のご参加をお待ちしております。
開催日: 2019年 7月 30日(火)13:00-16:30
場 所: 東京都港区六本木3-1-1六本木ティーキューブ5F 富士ゼロックスショウルーム
当日はエレベータ前に案内パネルを設置します。
主 催: 大学ICT推進協議会
定 員: 100名
参加費: 無料
参加申込: Google Form
氏名等が入力ができない場合には、お手数でもスマホなどをご利用ください。
申込締切: 2019年 7月26日(金)15:00 *定員になり次第締め切らせていただきます。
プログラム:
13:00 – 13:10 | 研究会の進め方 |
13:10 – 14:00 | 招待講演 概要 プログラミング能力判定サービス「TOPSIC」は、時間内にプログラミングしてオンライン提出して正誤判定するサービス。本年度より学校向けにサービスを開始して大きな成果を上げている。 多摩大学の事例では毎週TOPSICの問題を受け、コード解説を繰り返し続けるなかで学生のレベルが着実に向上している。学生によって使う言語が異なるため言語による長所・短所も比較でき、言語の差を超えたアルゴリズム力が身についている。また、TOPSIC授業とは別に、これを使った「PG BATTLE」にも参加し、夏休みの特訓、本戦参加、終了後の振り返りを通じて単位が取得できる。講演では、同校においてどのような授業を行って、どのような効果が出ているかを詳しく紹介する。 梅田 弘之 (株式会社システムインテグレータ 代表取締役社長) |
14:00 – 14:50 | 招待講演 概要 ジグソー法は協同学習を促進する手法の一つであり、様々な授業で活用されている。講演者は、大学新入生を対象としたネットワーク利用ガイダンスにおいてジグソー法を導入し、一斉授業型ガイダンスとの比較を通じてその効果を明らかにした。また大学四年生を対象とした研究公正教育においてもジグソー法の導入を試みた。本講演ではこれら実践の概要および実践から明らかとなった効果と課題について紹介する。 鈴木 大助 (北陸大学 准教授) |
14:50 – 15:00 | 休憩 |
15:00 – 15:40 | 研究セッション1 概要 アクティブラーニングというワードが定着し、様々な手法が取り入れられている。 その手法の一つにグループディスカッションがあるが、教員一人では複数のグループを指導することは困難である。 なぜなら、同時に複数のグループを聞き取ることはできず、あるグループの指導中は他のグループの活動は見えないからである。 そこで、グループディスカッション中の音声コミュニケーションを可視化し定量的に評価し、 教員・学生・生徒にそれぞれ気づきの機会を提供するソリューション及び、その活用事例と今後の展望についてご紹介する。 森 貴浩、工藤 浩隆(株式会社東和エンジニアリング) |
15:40 – 16:20 | 研究セッション2 概要 Japan賞最優秀書を受賞したK-12向けのロボットプログラミングを対象とする学習システムである。KOOVを使ったコンテストは3人一組のグループで行っており、チームで達成感を共有するなどの成果が得られている。本セッションでは、KOOVのIoT版ともいえるMESHを含めて、グループ学習によるアクティブラーニングを可能とする教育システムの大学への展開の可能性を議論したい。 平岡 公英、萩原 丈博(ソニービジネスソリューション株式会社) |
16:20 – 16:30 | まとめ |
問合先: 部会事務局 Mail: sig-edtech-apply★axies.jp(★を@に読み替えてください)