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第4回研究会

大学ICT推進協議会 教育技術開発部会 (AXIES EdTech部会) では3月6日(月)に第4回研究会を開催いたします。
今回はゲストスピーカの福井県立大学 山川先生からLAおよびIRに関連するご発表をいただくとともに、会場をご提供いただく早稲田大学様からもIR関連のご講演をいただくことになりました。
多数の皆様のご参加をお待ちしております。

研究会風景

開催日: 2017年 3月 6日(月)13:00-17:00
場 所: 早稲田大学 西早稲田キャンパス63号館2階04会議室 (東京都新宿区大久保3-4-1)
 https://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/10/nishi-waseda-campus-map.pdf
 の左下のビルの2Fとなります。
主 催: 大学ICT推進協議会
定 員: 100名
参加費: 無料
参加申込: 申込用Web サイト からお申込みください。
      氏名等が入力ができない場合には、お手数でも別のWebブラウザにてお試しください。
申込締切: 2017年 2月28日(火)15:00 *定員になり次第締め切らせていただきます。
参加資格: 大学ICT推進協議会会員 機関在籍の皆様

プログラム:

13:00 – 13:20

研究会の進め方   
 山形 裕之 (部会副主査、ソニービジネスソリューション株式会社)

13:20 – 14:00

Learning Analyticsと教学IRなどの教育ビッグデータの現状と限界,および企業の貢献の可能性
– 福井県学習コミュニティ推進協議会(Fレックス)の事例をもとに – PDF 

概要

Learning Analytics(LA)は、現在、教室サイズのデータを対象に実施されている。これらのデータを、組織を超えて統合して教育ビッグデータとすることは可能であろうか。これが本発表の基本的な問いである。この問いに答える上で学習者の学習行動をミクロに可視化する LA だけでなく、学習者全体の学習行動をマクロにとらえる教学 IR も同時に検討すべきと考えている。本発表では、教学 IR を、組織を越えて実施している福井県の高等教育機関の連携プロジェクト(F レックス)を例に取りながら、LA と教学 IR に於いて、組織を越えるデータの収集や分析は、何が可能で、何が難しいかを解説する。さらに、将来に向けて、組織を越えた LA につながる、可視化した仮説を統一的に説明するモデル構築の方法論を提案し、これらのプロセスに企業がどう貢献できるかを考える。

 山川 修 (福井県立大学)

14:00 – 14:40

早稲田大学におけるIRの展開 –BIツールを用いた教学データの分析– PDF 

概要

2014年、早稲田大学では、大学の将来のあるべき姿をデザインすることをミッションに掲げ、全学的な観点からの教育、研究、経営の質的向上に資するための研究開発やその普及促進を目的として大学総合研究センターを設置した。本学のInstitutional Research(IR)は、センターが中心的な役割を果たしながら、各部局でIRを推進していくという「分散型IR」と呼称する体制を取っている。本発表では、これまでの体制構築や、各部局との協働を目的として開始した「IR担当者連絡会」の活動に加え、2016年から運用開始したBIツールであるSAS® Visual Analytics を用いた分析事例について報告する。

 姉川 恭子  (早稲田大学)

14:40 – 15:15

休憩

15:15 – 16:00

研究セッション1
シスコ文教向け最新の取り組みと大学での先端的な事例創出の可能性 PDF 

概要

これまで大学と共に繋がっていないものを繋いできたシスコでは、革新的な教育環境による学習、教育、研究活動の最大化をめざし、文教向けのソリューションをご提案しています。教育機関では、Video等コラボレーションツールを活用した新しい学び方や、無線LANのLocation AnalyticsやApplication可視化によって得られるビッグデータを活用した学生サービス向上など、様々な取り組みが行われています。このような次世代の教育環境の実現に向けた新たな文教ソリューションの情報を共有し、本部会の大学や企業の皆様と共に先端的な事例を創出して日本の教育業界の変革を加速することができないか、ディスカッションさせていただきたいと考えております。

 見松 利恵  (シスコシステムズ合同会社)

16:00 – 16:45

研究セッション2
新しいコンセプトで教育をサポートする動画システム PDF1 PDF2 

概要

欧米の教育現場で急速に普及しているPanoptoの日本の教育現場での活用 【Psnoptoの特徴】 1)手持ちのPC、スマホで簡単収録・配信 ・録画アプリをサーバからダウンロード(専用ハードウェアがいらない) ・“3クリック” で収録~配信
2)動画/SNS世代の学生のにあったシステム ・Instagram、Snapchat感覚で“受講”、“質問” 、“議論” ・学内システムで、学外へのコンテンツの拡散を抑止 ・学内の視聴させたい相手にInviteメール
3)アドオンソフトをeラーニングにインストールするだけでシステム連携 ・Moodle、Blackboard、Sakai、Saba、Canvas、Developer APIs ・SSO ・学生毎の動画の視聴ログの分析が可能 (edited)
4)テスト機能

 手塚 敬一  (Panopto)
 村上 雅章  (株式会社SEA)

16:45 – 17:00

まとめ
 常盤 祐司 (部会主査、法政大学)

問合先: 部会事務局 Mail: sig-edtech-apply★axies.jp(★を@に読み替えてください)